DMM英会話を30000分やってみた

はじめに

3年前に「DMM英会話を6000分やっても英語は話せない話」というのを書きましたが、これの続編です。

saihyou.hatenadiary.jp

これ以降もなんとかDMM英会話を継続していて、11月のはじめに30000分を達成することができました。 ほぼ毎日約3年半くらい続けたことになります。長かった。

DMM英会話には英会話時間に応じてランクが設定されていて、30000分を達成すると最高峰のレジェンドの称号を得ることができます。 ただ残念ですが、レジェンドを取得しても何もメリットはありません。

englishfactor.jp

レジェンドを取得したということで、DMM英会話について振り返っておこうというのが今回です。

DMM英会話のレッスンの進め方

前回に書いた時から何も変更はなく、毎日デイリーニュースをやっていました。

https://eikaiwa.dmm.com/app/daily-news

毎日ニュースも更新されており、特に何か考えなくても話題が提供されるので続けるのにはとても良い教材だと思います。 毎日更新されているとはいえ、特に興味のないニュースもたくさんあるので、だいたい2~3日は同じ教材を使っていました。

講師は決まった人を作らずに、なるべく4.6以上の評価の人を予約していました。4.9以上の人は結構当たりのことが多かったです。 ただ、土日やフィリピンが休みの日には講師の人がほとんどいなくなりいい人の取り合いで大変でした。

DMM英会話を30000分続けるとどうなるのか

こんな感じで、30000分も続けると、

  • 予習しなくても困ることはない
  • 相手が話していることは集中して聞かなくても何となく理解できる
  • 話していることも何となく通じている

くらいはできるようになっており、なんとなく英語を話しているように見えます。 また、リスニング力はとても伸びました。当初は一瞬でも気を抜くと相手が何を言っているかわからなくなってしまいましたが、集中しなくても70%くらいは何を言っているのかが理解できるようになりました。 始める前は英語を話そうと思っても一切単語が出てこない状態でしたが、現在は何かしらそれっぽい単語をつなげて思うことを表現することはできるようになったかなと思います。

ただ、子供用のアニメでさえも字幕なしではほとんど意味が取れないですし、文法もかなり間違っていたり、適切な表現ではなかったりと実際の英語力はそれほど高くはなりませんでした。

オンライン英会話だけの限界

よく、オンライン英会話だけでは英語力は伸びないというのを目にしますが、実際その通りだと思います。 20000分あたりからこのまま続けても英語力は伸びなさそうだなと感じていました。 原因としては以下があげられます。

使える表現が増えない

意図してインプットを増やさない限り、語彙やフレーズ等は増えず決まった適当な表現で済ますことが多くなっていきます。 語彙はDMM英会話を漫然と続けているだけではなかなか増えないです。 これを克服するには、英会話中にこういうことを言おうとして言えなかったというようなものを記録して、 終わった後でChatGPTにどういうのが正解かを教えてもらい、それを身につくまで復習するといったようなことが必要だなと思いました。

文法力が上がらない

ある程度文法があっていれば違和感はあるけれど何となくは通じるができてしまうので、指摘されることが減ります。 このあたりは、ネイティブプランで文法を重点的に指摘してほしい等のリクエストを出すとか、 そうしなくても、気になったところをメモしておき、終わった後でChatGPTに聞くとかできると改善できそうです。

発音があまり向上しない

LとRについては、初期のころ結構指摘されるのですが、これを克服してしまうと発音について指摘されることがほぼなくなります。 これは、スタンダードプランでネイティブ以外の人が講師だからというのもありますが、ネイティブプランでネイティブにいろいろ指摘されても同じ結果になったかもと思います。 発音を伸ばすには、かなりの反復練習が必要だと感じますし、発音に集中するとフレーズとか文法とかがおざなりになるので、発音を伸ばすことのみを目的に一定期間練習しないと厳しそうだなと思っています。

おわりに

最後の方は本当にただ惰性で続けていましたが何とか30000分を達成することができました。 きちんと復習の時間を取ってオンライン英会話をやればもっと伸びたのかもしれませんが、なかなか難しいです。

DMM英会話はとても良いと思いますが、これ以上惰性でやってもどうしようもないので一旦辞めました。 現在はSpeakという英会話アプリをやっています。

app.usespeak.com

これについてもある程度やったら何か書くかもしれません。